がんとつきあう/吐き気・嘔吐吐き気(はきけ)・嘔吐(おうと)の症状

がん患者さんが経験するよく知られる症状に、吐き気・嘔吐が挙げられます。

吐き気の症状

吐き気とは、のどから胸、胃にかけて、嘔吐を招きそうな不快な感覚を指します。「ムカムカして吐きそう」というように、胃の中にあるものを吐き出してしまいたいという切羽詰まった感じを伴います。悪心(おしん)ともいいます。

嘔吐の症状

嘔吐とは、胃の中にあるものが食道や口を逆流して、体外に吐き出されることを指します。

吐き気・嘔吐に伴いがちな、ほかの症状

嘔吐すると、水分とともに体内からカリウムやナトリウム、塩素などの電解質も放出されることになります。体内から水分や電解質が失われることで、次のような症状を伴うことがあります。

  • 唾液がたくさん出る
  • 冷や汗をかく
  • 血の気が引いて、顔色が青白くなる
  • 口が渇く
  • 脱水
  • 尿が出にくくなる
  • めまい
  • 頻脈
  • 低血圧
  • 脱力感
  • 疲労感
  • 手足のしびれ など

嘔吐することで、栄養状態が悪くなって体重が低下したり、嘔吐物が誤って気道に入り、肺炎などを生じたりすることもあります。吐き気・嘔吐の症状があるときは、これらの症状にも注意が必要です。吐き気・嘔吐の症状を緩和したり、予防したりすることが、治療への前向きな姿勢にもつながります。

【監修】和歌山県立医科大学 呼吸器内科・腫瘍内科 山本信之先生

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