慢性骨髄性白血病(CML)を学ぶ治療法 / 治療薬が効かなくなるのはどのようなときですか?

慢性骨髄性白血病(CML)を学ぶ治療法

治療薬が効かなくなるのはどのようなときですか?

これまで使用していた分子標的治療薬で十分な治療効果が得られなくなった場合、突然変異による遺伝子異常が生じてBcr-Abl蛋白の形が変わってしまい、薬が結合できなくなったり、結合できても外れやすくなったりしたことが原因の1つだと考えられます。
また、Bcl-Abl蛋白とは異なる経路で病期を進行させるスイッチが入ってしまい、分子標的治療薬が作用できなくなることも原因と考えられています。

その他にも、治療薬が効かなくなる理由として、下記のようなことが考えられ、別の治療薬への切り替えが検討されます。

  • Bcr-Abl蛋白が過剰につくられている
  • 服用した治療薬が体内に十分に吸収されていない
  • 治療薬が白血病細胞の中に入りにくい
  • 治療薬が白血病細胞の外に排出されやすくなっている

また、副作用が強く、適切な対処を行っても症状が改善しない場合にも、他の分子標的治療薬への切り替えが検討されます。分子標的治療薬による副作用は、薬剤の種類によって少しずつ異なるので、他の分子標的治療薬に変更すれば、治療を継続できる可能性があります。ただし、今までと同じ副作用があらわれる場合もあります。

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