肺がんを学ぶ肺がんの種類 / 肺がんの分類

肺がんの種類肺がんの分類

検査や手術で採取したがんの細胞や組織を顕微鏡で調べると、がん細胞やその集団の形に違いがあり、いくつかの種類に分類することができます。これを“組織型”と呼びます。

肺がんの組織型は、大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」にわけることができ、非小細胞肺がんはさらに「腺がん」「扁平上皮へんぺいじょうひがん」「大細胞がん」などにわけることができます。

肺がんの分類

■非小細胞肺がん

組織型 多く発生する場所 特徴
腺がん 肺の奥の方
  • 女性の肺がんで多い
  • 症状が出にくい
扁平上皮がん 肺の入り口近く
  • ほとんどが喫煙者
大細胞がん 肺の奥の方
  • 増殖が速いことが多い

■小細胞肺がん

組織型 多く発生する場所 特徴
小細胞がん 肺の入り口近く
  • ほとんどが喫煙者
  • 転移しやすい

肺がんの約60%を占めるのが腺がんで、次に扁平上皮がんが多くみられます。大細胞がんや小細胞がんは比較的発症頻度の低いがんです。

なお、扁平上皮がんや腺がんは、肺だけでなく、胃や大腸、子宮など、他の臓器でもみられます。そのため、肺がんだと思っていたら、他の臓器から肺に転移したがんだったということもあります。

【監修】日本医科大学付属病院 がん診療センター長 教授 久保田 馨先生

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