肺がんQ&A治療を行いながら仕事も続けたいのですが、副作用があっても仕事を続けられますか?

最近では、内服薬や通院で実施する点滴の抗がん剤などが増えており、治療を受けながら仕事に復帰する方も少なくありません、ただ、薬物治療では、吐き気や下痢、便秘、リンパ浮腫(むくみ)、皮膚障害、脱毛、疲労など、さまざまな副作用が起こる場合があります。治療中にどのような副作用が起こりやすいかは、使用する薬剤によって異なりますので、あらかじめ担当医や看護師、薬剤師などに確認するとよいでしょう。その情報を持ち職場の産業医や上司と相談することで仕事内容や職場での配慮の有無(休憩場所の確保、通勤時間帯の調整、在宅勤務など)などについて、より具体的に話し合うことが可能となります。

【監修】国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 坂本はと恵氏

更新年月:2022年11月

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