乳がんを学ぶ乳がんの検査と診断 / 乳がんとは?

乳がんの検査と診断乳がんとは?

乳がんは「乳腺」にできる悪性腫瘍です。乳腺は、母乳を産生する「小葉」と、母乳の通り道である「乳管」で構成されています。

乳がんの多くは、乳管の細胞ががん化して発生します。また、乳がんは、大きく、「非浸潤ひしんじゅんがん」と「浸潤しんじゅんがん」にわけられます。

非浸潤がんと浸潤がん

非浸潤がんは、がん細胞が発生した場所(乳管や小葉の内部)にとどまっているものです。

浸潤がんは、がん細胞が増殖し、乳管や小葉の内部にとどまらず、近くの組織に入りこんで血管やリンパ管を通って全身に移行するものです。

乳がんの遠隔転移

浸潤がんになると、がん細胞が乳房内の血管やリンパ管に入り、乳房以外の臓器(骨、肺、肝臓など)に運ばれ、そこで新しいがんをつくります。これを「遠隔転移」といいます。

たとえば、乳がんが肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」といいます。肺にあっても、それは乳がんの性質をもったがんであり、もともと肺から発生する肺がんとは性質が異なります。

【監修】熊本大学大学院 生命科学研究部 乳腺・内分泌外科学分野 教授 岩瀬 弘敬 先生

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