大腸がんを学ぶ大腸がんの主な治療法と副作用 / 放射線治療と副作用

大腸がんの主な治療法と副作用放射線治療と副作用

主に直腸に発生したがんにおいて、手術前にがんのサイズを縮小し、治癒率の向上や、肛門を温存する目的、あるいは再発予防のため、放射線治療が行われることがあります。

また、切除が難しいがんによる痛みや出血などの症状緩和、骨転移による痛みや脳転移による神経症状などを改善する目的で行われることもあります。

放射線の照射時期は手術前、手術中、手術後の3種類がありますが、手術前に照射することが一般的です。また、抗がん剤治療と一緒に行うこともあります。

放射線治療の副作用

放射線治療の副作用は、主に照射された部位に起こるため、その部位によって症状は異なります。

治療期間中に起こる副作用には、全身倦怠(けんたい感、嘔気(おうき、嘔吐、食欲低下、白血球減少などが挙げられます。また、肛門付近に照射された場合は、加えて下痢、肛門痛、頻尿、排尿時痛、皮膚炎、会陰部(えいんぶ皮膚炎(粘膜炎)などが起こる可能性があります。症状の現れ方には個人差があります。

また、治療が終了して数ヵ月以上経ってから起こることもあり、出血や炎症などが腸管や膀胱にあらわれることがあります。

【監修】国立がん研究センター東病院 消化管内科 吉野 孝之 先生
久保木 恭利 先生

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