急性リンパ性白血病(ALL)を学ぶ急性リンパ性白血病(ALL)の原因と診断 / 診断と検査

急性リンパ性白血病(ALL)を学ぶ急性リンパ性白血病(ALL)の原因と診断

急性リンパ性白血病(ALL)には染色体異常が関係していますか?

これまでに、急性白血病に関係するさまざまな染色体の異常が見つかっています。また、染色体が正常に見えても、染色体に含まれる遺伝子の一部に異常が見つかる場合もあります。ただし、遺伝子の異常が関係していると言っても、白血病は親から子へ遺伝する病気ではありません。

成人の急性リンパ性白血病(ALL)で最も多い染色体の異常は「フィラデルフィア染色体(Ph)」と呼ばれ、ヒトに共通する染色体のうち9番と22番の染色体が途中で切れて、それぞれの切断部分がくっついてできる異常な染色体です。急性リンパ性白血病の患者さんのおよそ4人に1人に、このPhがみられます。Phがある場合はPh陽性、ない場合はPh陰性とされます。Ph陽性急性リンパ性白血病(ALL)では、Phの遺伝子からつくられる異常なたんぱく質(BCR-ABLチロシンキナーゼ)が白血病細胞を増殖させることが知られています。

Ph以外の染色体異常には、4番と11番の染色体の間で入れ替わりがおこる遺伝子異常や、7番染色体の一部もしくは全部がなくなる遺伝子異常などがみられることもあります。

図.急性リンパ性白血病(ALL)の発症に関係するフィラデルフィア染色体

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