通院治療と在宅療養子育てをサポートするサービス

小さな子どもを抱えるお母さんががんになったら、治療中の子育てサポートも必要になります。入院中だけでなく、退院後の療養生活においてもご家族だけでは支えきれないことがたくさん生じることでしょう。また、自分の病気や治療について、どのように自分の子どもに伝えたらよいのか、悩むこともあるでしょう。そんなとき、ご家族だけで無理をせず、子育てをサポートする公的な機関を利用しましょう。

ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンターは、子を持つすべての家庭を対象に、厚生労働省が支援する事業の一つとして、市区町村が運営しています。地域において育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人がそれぞれ申し込んで会員となり、各市区町村のセンターが仲介して相互援助をサポートします。具体的には、保育施設への送り迎え、保育施設の時間外や学校の放課後などに子どもを預かる、通院などの際に子どもを預かる、保護者の病気や急用の場合に子どもを預かる、などの援助をしてくれます。
お住まいの近くのファミリーサポートセンターは、一般財団法人女性労働協会 サポートセンター検索より検索できます。

緊急保育

緊急保育とは、定員に空きのある緊急保育実施園で、保護者の病気などにより緊急に保育を必要とする子どもを一時的に預かる制度です。保育園に入所可能な月(年)齢から小学校就学前までの健康な子どもが対象となります。保護者の入院や通院、保護者が親族等の看護にあたるときなどに利用できます。
保育条件、期間などは保育園によって異なります。利用したい場合には、各市区町村の窓口にお問い合わせください。

がんの親を持つ子どものためのサポートグループ“HOPEツリー”

子育て中の親ががんになったとき、自分の病気の治療に加え、子どもに伝えるべきか、どのように伝えたらよいのか、この先子どもを支えていくことができるのか、など悩みも多いと思います。欧米では、病気のさまざまな時期に子どもの年齢に応じた伝え方についての情報を提供しています。米国のM.D.アンダーソンがんセンターで実施されている取組みが2008年に日本で紹介されたことをきっかけに、HOPEツリーというプロジェクトが立ち上がりました。
HOPEツリーは、チャイルド・ライフ・スペシャリストや臨床心理士、看護師、小児科医、医療ソーシャルワーカーで結成されたグループで、厚生労働省が支援しています。近年のがん患者さんの増加に伴い、日本においても子どもへの親のがんの告知は、非常にデリケートで重要な課題として取り上げられるようになりました。
HOPEツリーでは「子どもも含めた家族全体の支援が大切」という視点から、欧米で活用されている本やパンフレットの情報を日本語に翻訳して提供しています。がんになった親と子どもを周りで支えるご家族や学校関係の方々にも是非知っていただきたい情報です。
詳しくは、「HOPEツリーとは」にアクセスしてご覧ください。

2014年2月現在の情報を元に作成

【監修】国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 坂本はと恵氏

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