RCC(腎細胞がん)についてRCC (腎細胞がん)はどんな病気?

腎臓は、みぞおちの高さの背中側に背骨をはさんで左右一対ある、ソラマメのようなかたちをした臓器です。血液をこして尿を 生成したり、血圧のコントロールに関するホルモンや造血に関するホルモンを産生するなどの働きをしています。

成人の腎臓にできる悪性腫瘍のうち、最も多いものがRCCです。日本人のRCC 患者は人口10万人に6人ほどで、50歳から70歳代に多く発生しています。静脈の中に腫瘍が広がる(腫瘍血栓)傾向が強く、肺、骨、肝臓、脳、リンパ節など他の臓器への転移を生じやすいがんでもあります。

なお、RCCは、他の多くのがんと同様に喫煙者や肥満、高血圧の人で発症するリスクが高いと言われています。また、RCCを高い割合で発症する遺伝性疾患があることもわかっており、該当する家系の場合はRCCを発症する年齢が若いことから、15 歳からの画像検査やカウンセリングなどが推奨されています。ただし、予防法や治療法などについては研究が行われている段階です。

※【出典】国立がん研究センターがん情報サービス(https://ganjoho.jp/public/index.html

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監修:慶應義塾大学病院 泌尿器科 教授
大家 基嗣 先生

更新年月:2020年11月