肺がんQ&A復帰後は、がんと診断される前のように働けますか?

がん治療では、身体的、精神的な負担のみでなく、安静に過ごすことで体力が低下しやすくなります。治療中に低下した体力はリハビリで回復できますが、体力や気持ちが治療前のように回復するまでには、ある程度の時間が必要です。変化した身体でどの程度働けるのかを確認するためにも、治療終了から職場復帰までには最低でも1ヵ月程度の助走期間、準備期間を設けましょう。

職場復帰後も、焦らずに段階を踏んでいくことが大切です。治療前の状態まで体力が回復し、自分の記憶にあるパフォーマンスで仕事ができるようになるには、1~2年かかることも少なくありません。最初は時短にするなど働き方を工夫しながら、「できること」を増やしていきましょう。

【監修】国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 坂本はと恵氏

更新年月:2021年11月