肺がんの種類肺がんの分類

検査や手術で採取したがんの細胞や組織を顕微鏡で調べると、がん細胞やその集団の形に違いがあり、いくつかの種類に分類することができます。これを“組織型”と呼びます。

肺がんの組織型は、大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分けることができ、非小細胞肺がんはさらに「腺がん」「扁平上皮へんぺいじょうひがん」「大細胞がん」などに分けることができます。

肺がんの分類

■非小細胞肺がん

組織分類 多く発生する場所 特徴
腺がん 肺野
  • 肺がんのなかで最も多い
  • 症状が出にくい
  • ドライバー遺伝子変異が多い
扁平上皮がん 肺門(肺野部の発生頻度も高くなってきている)
  • 咳や血痰などの症状があらわれやすい
  • 喫煙との関連が大きい
大細胞がん 肺野
  • 増殖が速い

■小細胞肺がん

組織分類 多く発生する場所 特徴
小細胞がん 肺門・肺野ともに発生する
  • 増殖が速い
  • 転移しやすい
  • 喫煙との関連が大きい

国立がん研究センター がん情報サービス 肺がん 基礎知識 より作成
https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/index.html 2020/11/26参照
掲載図監修:近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門 主任教授 中川和彦 先生

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肺がんの50~60%を占めるのが腺がんで、次に扁平上皮がんが多くみられます(25~30%)。小細胞がんは10~15%、大細胞がんは比較的発症頻度の低いがんで数%です※1

※1 西日本がん研究機構(WJOG)編: 患者さんのためのガイドブック よくわかる肺がんQ&A, 金原出版: 35, 2014

【監修】近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門 主任教授 中川和彦 先生

更新年月:2021年9月