肺がんの種類非小細胞肺がん

腺がん※1,2

病巣は肺の奥で、形が腺組織に似ているため、このような名称で呼ばれます。喫煙の習慣がない人や女性に多く認められ、肺がんの50~60%を占めています※1

肺がんのなかでも最も発生頻度が高く、進行すると、咳、痰、喘鳴などがみられます。

扁平上皮がん※1,2

肺の中の扁平上皮細胞に発生します。喫煙者に多く認められ、気管支に近い部分の肺門部に発生します。肺がんの25~30%を占めるがんです※1

肺の入り口に近い太い気管支に発生した肺門型(中心型)肺がんです。咳、血痰が認められることが多く、進行に伴い、息切れ、胸部痛、呼吸困難などがあらわれます。

大細胞がん※1,2

比較的珍しいタイプのがんで、腺がんや扁平上皮がんのような形状を成さない大きな細胞からなります。末端近くに病巣ができ、進行が速く、転移しやすく、再発率も高いタイプのがんです。

※1 西日本がん研究機構(WJOG)編: 患者さんのためのガイドブック よくわかる肺がんQ&A, 金原出版: 35, 2014

※2 西條長宏, 加藤治文編: インフォームドコンセントのための図説シリーズ 肺がん 改訂4版, 医薬ジャーナル社: 18-19, 2011

【監修】近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門 主任教授 中川和彦 先生

更新年月:2021年9月