GIST Q&AGISTとはどんな病気でしょうか?

GISTとは、Gastrointestinal stromal tumorの略で、消化管間質腫瘍とも言われます。胃や腸などの消化管の内側は粘膜におおわれており、その下に筋肉層があるのですが、その筋肉層にある「カハール介在細胞」の前駆細胞(カハール介在細胞の元になる細胞)が異常に増殖し、腫瘍化します。まれな病気で、日本では年間100万人に10~20人くらいの割合で発生し50~60歳代に多いことが特徴です※1。発生部位は胃が50~70%と最も多く、小腸は20~30%、大腸は約10%、食道はほとんどみられないと言われています※2

※1【出典】澤木 明 ほか. 外科治療 102: 116-120, 2010

※2【出典】GIST診療ガイドライン(第3版2014年)「病理診断 III.特殊なGIST Q and A Q6」

監修:藤田医科大学病院 臨床腫瘍科 准教授
澤木 明 先生

更新年月:2020年11月