GISTについてGIST(消化管間質腫瘍)の治療方法

GISTの最も有効な治療法は、外科手術による病巣の切除です※1。ただし、再発・転移した場合や、手術ができない場合は、薬による治療を行います※2

現在、GISTに対して効果がある薬として従来の抗がん剤とは違う働きをもつ「分子標的治療薬」が用いられています。従来の抗がん剤は、増殖する細胞を殺す能力に重点が置かれてきたため、がん細胞と正常細胞を区別する力が乏しく、多くの副作用が生じていました。しかし、分子標的治療薬はがん細胞の増殖にかかわるたんぱくを中心に働くため、正常な細胞に大きなダメージを与えにくいという特徴があります。その為、従来の抗がん剤とは違った副作用があらわれる可能性があります。

再発・転移した場合や、手術ができない場合は薬物治療が有効とされています。

※1【出典】GIST診療ガイドライン(第3版2014年)「外科治療 I.手術の原則」

※2【出典】GIST診療ガイドライン(第3版2014年)「外科治療 IV.再発治療」

監修:藤田医科大学病院 臨床腫瘍科 准教授
澤木 明 先生

更新年月:2020年11月