panNET Q&Aどのような治療法がありますか? panNET(膵神経内分泌腫瘍)の治療は外科手術による腫瘍の切除が標準治療と考えられています※1。転移が認められるような進行性の場合でも、腫瘍切除により、ホルモン症状の緩和や予後の改善が期待できることがあります※2,3。 切除によって症状改善が期待できないような場合や腫瘍を完全に切除できない場合は、集学的治療(二つ以上の治療方法を組み合わせて行う治療)の一つとして薬物で治療を行います※1(詳しくはQ&A 薬物治療の副作用ではどんなものが知られていますか? を参照してください)。また、肝転移に対して、ラジオ波焼灼術(RFA)や肝動脈塞栓術(TAE)、肝動脈化学塞栓術(TACE)なども行うことがあります※4。 ※1【出典】日本神経内分泌腫瘍研究会(JNETS) 編:膵・消化管神経内分泌腫瘍(NEN)診療ガイドライン 2019年 第2版 金原出版: 第3章-第4章, 2019 ※2【出典】 Mayo SC, et al.: Ann Surg oncol 17: 3129-3136, 2010 ※3【出典】 Yuan CH, et al.: Ann Surg Oncol 23: 244-249, 2016 ※4【出典】日本神経内分泌腫瘍研究会(JNETS) 編:膵・消化管神経内分泌腫瘍(NEN)診療ガイドライン 2019年 第2版 金原出版: 第4章, 2019 更新年月:2022年11月 ONC46M001A Q&A TOPへ戻る