慢性骨髄性白血病(CML)を学ぶ慢性骨髄性白血病(CML)と向き合う

慢性骨髄性白血病(CML)と向き合い、乗り越えるには?

血液がんと診断されたとき、人は誰でもショックや落胆などの感情の変化が起こり、今後の生活を考えて不安に襲われます。しかし、慢性骨髄性白血病は早期から適切な治療を行えば、治癒できなくても進行を防ぐことができますから、治療方針が決まり治療が始まると落ち着いてくる方がほとんどです。
白血病に罹ったのは誰のせいでもありませんので、過去を振り返っていつまでも原因探しを続けないほうがよいでしょう。不安や悩みを一人で抱え込まず、周囲の人と一緒に白血病に向き合っていくことが大切です。家族や友人、同僚と、可能な限り病気や治療について情報を共有し、話を聞いてもらうことで心の整理がつくようになります。また、同じ病気に向き合っている患者さんどうしで情報交換をすることも、精神的に大きな支えになります。がん患者さんにとって、自分の気持ちに共感し、寄り添ってくれる人がいるということが、治療を継続するうえでの大きな力になります。

参考になるサイト

日本血液学会/一般のみなさま

(一般社団法人 日本血液学会)
患者さんや一般の方向けに慢性骨髄性白血病など血液疾患の患者会情報や、診療施設などの情報を提供しています。

http://www.jshem.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=1

がん情報サイト

(公益財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター)
米国国立がん研究所(NCI)が配信する世界最新のがん情報PDQ®の日本語版です。

http://cancerinfo.tri-kobe.org/

国立がん研究センターがん情報サービス

各種がんの情報、がんの療養情報、医療機関の情報などのさまざまな情報を整理して、わかりやすく提供しています。

http://ganjoho.jp

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慢性骨髄性白血病(CML)のミニ情報

2008年から、世界の関連団体が9月22日を「世界CMLデー(慢性骨髄性白血病の日)」と定めています。9月22日が選ばれたのは、慢性骨髄性白血病(CML)の発症の原因が9番、22番染色体の転座であるからです。世界各地でイベントが行われ、慢性骨髄性白血病(CML)の啓発活動が行われています。

【監修】東北大学大学院医学系研究科 血液・免疫病学分野(血液・免疫科)教授 張替秀郎 先生

更新年月:2022年11月

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